わたしの爪
※この文章を読んで不快に思う方がいたらすみません!
いきなりで恥ずかしいのですが、私には爪を弄る癖がありました。
物心ついた頃にはもうその癖はあって、実は20歳を超えてもその癖が抜けることはありませんでした。
恐らく(というか確実に)母親の影響です。母にも爪を弄る癖がありました。といっても今は見た目は割と普通で、子供が真似をするのを見て止めたのかな、と思っています。姉にも同じ癖があって、お互い口に出すことは1度もなかったけど、お互いが同じコンプレックスを抱き悩んでいました。
私の場合いつでもどこでもという訳ではなく、ストレスやプレッシャーがかかると癖が出るタイプでした。あとは普通に人目は気にするので1人で居る時。だから学生時代、自分の部屋で勉強してる時がいちばんその癖が出ちゃってました。「どうしても分からない…イライラ!」とか「終わらない…どうしよう!」とか。
もちろん自分の爪の形が汚いことは分かっていたので徹底的に爪を隠して過ごしてたな〜。止めようと思っても1人で勉強するとどうしても癖が出ちゃって自己嫌悪…みたいなのを繰り返してました。
大学に入って"ネイル"という概念が視界に入ってきてからも、何せコンプレックスが強すぎてどこか自分の外の世界の事だと捉えてました。
彼氏が出来たりアルバイトをしたりする中で所謂"深爪"では無くなったけど、やっぱり自室で不安やストレスに駆られると爪で爪を弄る癖は抜けなくて、常に爪を短くしていました。
転機が訪れたのは就職をして1年経った頃。(だから、23歳とか?)
外回りを1人でしている時に、ふと「いつまでこの爪でいるんだろう」と思ったんです。
それまでコンプレックスすぎて、もはや"爪"というジャンルから逃げ続けていたのですが、その時初めて「爪 癖」と調べてみたのです。
そうしたら同じ悩みをもった方のブログや改善方法のブログが沢山出てきて驚きました。それを読んで治したいな〜と思い、治して、今に至ります。
私の場合、その時は既に深爪の状態ではなかったことと、遺伝的に爪の形は良い方だったこともあって、まあとにかく爪を弄らず放置をすれば人並みの爪になりました。
医者にかかるつもりはなかったので、1番初歩的なトップコートを塗るという方法を取りました。当時の職場はマニキュアOKだったのが助かりました。
白い部分を伸ばしたことが人生でほぼなかったので、初めて5ミリほど伸ばした時は「普通の人と同じ爪だ〜!」と喜んだものです。
それからアイドルを追いかけるようになって、自分の好きなアイドルが爪をオシャレにしていたり、オタクがオシャレにしているのを見て「可愛い!」って思ったりするのを経て、24歳くらいから少しずつセルフでマニキュアを楽しむようになりました。ポリッシュを色々見て買うのも楽しい。
グッズやアクスタの写真を撮る時に映り込む自分の爪を綺麗にしたい!っていうのもめちゃくちゃ大きかったと思います。オタクって、人生。
そんでもって、ごく最近、御歳28歳にして初めてネイルサロンデビュー致しました。といっても今の職場はネイルNGなので爪のケアのメニューで。
これは自分にとって大きな達成でした。爪が綺麗な人が爪を綺麗にするために行くところに、長年爪にコンプレックスを抱いていた私が行く勇気、、、!!
まだまだ当たり前に自分の爪に自信はないけれど、サロンのお姉さんにお世辞でも「普通に綺麗ですよ」と言われた時は泣きそうでした。(コンプすぎてお姉さんに癖のこと話した)
(勇気をだして今の爪を載せてみる…いたたまれなくなったら消すかも)
実を言うと今も癖自体は残っていて、仕事でミスをしたりしてストレスやプレッシャーがかかり1人になると爪で爪をカリカリとしてしまうときがあります。
でも、私が親の姿を見て癖がつきコンプレックスを抱いたことを思い出して、いつか自分の子供ができた日には隠し通せるくらい治したいな〜と思っています。
普通にお友達とランチをしたり、現場に行く時は爪にお気に入りの色を塗ってテンアゲしたいしね!
あとは近い未来ジェルネイルもしたい。皆の話を聞いておうちで出来るやつ買うのもアリだな〜と思ってます。
以上、あんまり中身ないしコンプレックスを完全に克服した訳では無いけど、ちょっとだけ向き合えるようになったはなしでした🌷
なんか全体的に不快な気持ちになった方が居たらすみません。
皆さんがTwitterやインスタで披露してくれる爪の話や写真、すごく好きだからもっと見せてね。
おわり